犬に桃を与えても大丈夫です。🍑🍑🍑
ただし、与えすぎは体に良くありませんし、アレルギーにも気を付ける必要があります。ここでは、犬の体格ごとに与えていい桃の量を始め、桃の与え方の注意点をみていきましょう。
犬が桃を食べても大丈夫
結論から先にお伝えすると、犬に桃を食べさせても問題はありません。
また桃の約90%が水分ですがビタミンCやカリウム、食物繊維など様々な成分が含まれています。便秘の改善が期待できます。
脱水症状が心配な夏場には、特にうってつけの食べ物といえるでしょう。
ただし、あげすぎには注意が必要です。桃に限った話ではありませんが、一度に大量に食べさせると体に負担をかけてしまうことがあるのです。
ここでは桃を与えることで期待できるメリットと合わせて、注意すべきポイントについてみていきます。

犬に与えてもよい桃の量
桃は犬にとっておやつの位置付けとなります。犬におやつをあげる場合は、1日に必要なカロリーの10%までに抑えるといいとされています。
桃のカロリーは約40kcal/100g
と、低カロリーです。
その事を踏まえ、以下の量を目安に与えるようにしましょう。
超小型犬(体重4kg未満)
ひと切れ (約25g)
小型犬(体重10kg以下)
3切れ(約75g)
中型犬(体重25kg未満)
6切れ(約150g)
大型犬(体重25kg以上)
7切れ(約175g〜)
上記の量はおおよその目安なので、それぞれの犬の体格や運動量によって異なりますのであくまで目安です。
犬にとって桃が体にいいからといって、取りすぎはかえって健康を損なう場合があります。桃は水分と食物繊維が多いので食べすぎると下痢を引き起こす可能性があります。
また、あげ過ぎによる犬の偏食を起こす可能性もあります。主食のドッグフードに影響が出ない程度に与えるようにしましょう。

犬に桃を与える時の注意点
桃は生のまま食べさせて問題ありません。果肉は柔らかいですが、小型犬や普段からあまり食べ物をよく噛まない犬には小さく刻んでから与えてください。喉に詰まらせるのを予防しましょう。
犬にここだけは絶対与えてはいけない
最も注意して取り除かなければならないのは種です。
桃の種の中心成分には「アミグダリン」という成分が含まれています。このアミグダリンが犬の体内に入ると、青酸ガスが発生し、中毒を引き起こす危険性があります。
また、種を誤飲してしまうと、腸に詰まり、死に至る可能性もあります。そのため種は必ず取り除きましょう。
次に注意すべきは桃の皮です。
絶対ではありませんが、消化にあまり良くないので皮は剥いてから与えるようにしましょう。
アレルギー
桃は厚生労働省が「アレルギー症状を引き起こす特定原材料に準ずる20品目」の内のひとつとして挙げている食品であり、アレルギーを引き起こしやすい食べ物だと認識している方も多いかと思います。
犬も人間と同じく、桃にアレルギー症状を引き起こす可能性があるため、初めて桃を与える時には体調を良く観察し、少量から与えるようにしましょう。
桃の加工食品
桃のゼリー・コンポート・ジュース・缶詰などを与えたいと考える方がいるかもしれません。
しかし加工食品には砂糖が多く含まれているため、犬に与えると肥満につながる可能性があります。肥満は心臓や関節など体のあらゆるところに負担をかけてしまうため、大事な犬を苦しめる結果になりまねません。犬の健康を考え、桃の加工食品は与えないようにしましょう。
桃、このブログを書いている時がまさに旬です(7月9日)😄
ぜひ適切な量を守って、愛犬と旬の果物を楽しみましょう🍑


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